スウェーデン語の醍醐味・魅力の1つを今日はお伝えします。
それは…
初心者でも簡単に、今すぐ文が作れること。
今回の記事では、入門(初心者)向けに、現在形の平叙文*1を扱っていきます。
(*1 疑問文や否定文ではない、いわゆる普通の文のことです。)
初心者でも簡単に作れる理由
簡単に文を作れる理由は、いくつかあります。
スウェーデン語は…
・動詞に人称変化がない。
・疑問文の形がシンプルである。
・時制が複雑でない。
などです。
スウェーデン語の基本の文法は、一言で表すと『シンプル』です。
そのため、特に初心者にとっては、最初に考えることや覚えることが少なく学習に入り込めるという良さがあります。
この記事で、特に初心者の皆さんに感じてもらいたいのは、1番最初にあげた『動詞に人称変化がない』ゆえのとっつきやすさです。
例文
簡単な例文を用意しました。
例:
は来る。
kommer.
(動詞『来る』"kommer")
主語の例
初心者向けの記事なので、主語もいくつか載せておきます。
主語の例:
『私』 "Jag"
『彼女』 "Hon"
『私のママ』 "Min mamma"
作文に挑戦してみましょう
あなたが初心者でも、もうすでにいくつか文が作れるはずです。
下線部分に、好きな主語を入れてみてください。
は来る。
kommer.
私は来る。
Jag kommer.
彼女は来る。
Hon kommer.
私のママは来る。
Min mamma kommer.
他にも、たとえ主語が『あなた(Du)』になっても、『彼(Han)』や『彼ら(De)』であっても、『エルサの猫(Elsas katt)』であっても、動詞"kommer"は変化しません。
あなたは来る。
Du kommer.
彼は来る。
Han kommer.
彼らは来る。
De kommer.
エルサの猫は来る。
Elsas katt kommer.
ここまでで、もう7つも文を作れました!動詞の形は"kommer"しか知らないのに、です。
他の言語との比較
これが例えば英語だと、『三単現のs』ってありますよね。
現在形の文では、主語が三人称単数(彼や彼女など)の場合、動詞『来る』"come"が"comes"になるというアレです。
英語の他に、イタリア語、フランス語、ドイツ語なども動詞に人称変化がありますよね。
しかし、私たちの使う日本語には、この『動詞の人称変化』がありません。
そのため、英語やイタリア語などの『主語によって動詞が変わる』という感覚を身につけることはとても大変なことで、
(私自身、伊・仏・独語の初級を大学で履修した経験がありますが、とても大変でした。)
そして動詞そのものを覚えることに加えて変化形も覚えなければならず、初心者にとっては文を作るハードルがちょっと高くなりますよね。
初心者のうちは、言いたいことがなかなか文にできないのです。
その点スウェーデン語は、動詞の人称変化がないことは日本語の感覚に近く、知っている動詞の数(語彙)が増えれば、すぐに作文できるようになります。
私が初心者のときに一番感動したことが
『スウェーデン語は、言いたいことがすぐに言える!』
ということです。
できることが増えると、学習のモチベーションも上がります。
なんと言っても、このように入口の門が広く、段差がなくて入りやすいというのがスウェーデン語の魅力です。
なんだか学ぶことが楽しくなってきませんか?
ぜひ、語彙を増やして、どんどん作文してみましょう!