
初心者や初級の段階では、単語の正しい音をしっかり理解して発音するというよりは、おそらく、聞いて真似してなんとなく発音している単語が多かったのではないでしょうか。
語彙をどんどん増やさないといけない中で、発音だけに多くの時間を割くわけにもいかないですよね。
しかし、中級レベルとなると、それでは通用しなくなってきます。
この記事では、中級レベルで理解しておくべき発音の1つ、母音"a"を解説していきます。
ただ、初級段階から知っておくと良いので、初級も含めてあります。
母音
スウェーデン語の母音は
a, e, i, o, u, y, å, ä, ö
の9つあります。
これらの音にはそれぞれ、『長音』(長い音)と、『短音』(短い音)があります。
ただ、この長音と短音の発音を文章で解説していくと、とても複雑になり、
おそらくきちんと理解するには、かなり時間がかかります。
なので、そういうものがあるんだな、とひとまず思っておいてください。
母音"a"
この"a"ですが、単語によっては日本語の「あ」とほとんど同じ発音になり、気にせず発音しても相手に伝わります。
短音の例:
samma (同じ)
hatt (帽子)
この日本語に近い発音が、先ほどご紹介した『短音』になります。
この記事で皆さんに知って欲しいのは、もう一つの発音『長音』の方になります。
長音の例:
arton (18)
barn (子ども)
この"a"の『長音』は、日本語話者にとって発音が難しく、しかし正しく発音できないと相手に伝わりません。
なので、ここでしっかり理解しておきましょう。
"a"の長音を聞く
発音が聞ける辞書アプリをお持ちであれば、ぜひ以下の単語を聞いてみてください。
いまは、Google翻訳でも音声が聞けますよね。
① arton (18)
② barn (子ども)
③ mat (食べ物)
"a"の部分、日本語の母音でいうと、どれに近いでしょうか?
…「あ」のような、「お」のような、なんとも説明できない音ですよね。
発音の仕方
さきほど挙げた3つの単語の"a"の発音のポイントは、口の奥を使うことです。
例えば① arton などは、「お」のように聞こえますが、
だからといって
「あぁ、なんだ!『オートン』ね!」
と勝手に思い込み、日本語の「お」の発音のまま「オートン」と言ってしまうと、伝わらない発音になってしまいます。
これは、口の奥で「あ」の音を出すのです。
口のかなり奥の方で音を出すため、
くぐもったような、「あ」になりきれないような、「お」に近い音が出るのです。
この音をしっかり理解して発音できると、ぐっと伝わるようになります。
Podcastではネイティブ発音と一緒に解説しています↓