地球にも家計にも地域にもやさしい
スウェーデンの"Loppis"という文化をご紹介します。
Loppisとは
"Loppis"は、中古品やアンティーク品を売る催しで、"Loppmarknad"とも言います。
日本でいうと、バザーやフリーマーケットが近いと思います。
Loppisの仕組み
Loppisには、おおよそ以下の形態があるようです。
①開催場所で出店する。(フリマのような感じ)
①地域で店舗を運営している。(バザーのような感じ)
それぞれの仕組みを見てみましょう。
②Loppis開催のお知らせを調べ、出店したい場合は事前に申し込みをします。
たいてい出店手数料がかかり、それを運営に支払います。
申込が受理されれば場所を確保してもらえるので、そこで中古品を売ることができます。
①地域でお店を運営している場合は、営業時間内に不要な品を持ち込みます。
担当の方が選別して値段をつけ、店舗で売られます。
持ち込むときは、無料で手放します。
Loppisの良さ
物価の高いスウェーデンでは、必要なものをいつでも購入できるとは限りません。
新品では予算を大幅に超えてしまったり、欲しいものが売ってないこともたまにあります。
購入を急がないときには、このLoppisをのぞいてみます。
新品で買うと10倍くらい値段がするものや
もう今では売ってないもの、
掘り出し物があったりして、楽しいですよ。
Loppisで感じたこと
このLoppisの仕組みは、マナーというか、モラルの良さでしょうか
こういったものが必要な気がします。
特に、無料で手放し、置いていく場合。
不要だけれどもまだ使える品を、自分で売ったり捨てたりせずに
置いていくわけですから
「誰か、これを必要としている人がいるかもしれない」
「自分はもう使わないけれど、どこかで役に立って欲しい」
少なからず、そんな想い・願いがあるのかな、なんて思います。
また、地域が運営しているLoppisであれば、販売で得られた収入はその地域の活動に使われるようなので、
Loppisを利用することは、当該地域への貢献にもつながりますよね。
その他の中古リサイクル
Loppis以外にも、不要な品を無料で手放す場所があります。
①Myrorna
②Återvinning
①"Myrorna"は、スウェーデンで有名なセカンドハンド店です。
店名に使われている"myror"とは、昆虫の「アリ」という意味ですね。
このお店では、店内の回収エリアに利用者が置いていった不要な品を、店員さんが選別して値段をつけます。
その後、店舗内で売られるという仕組みになっているようです。
置いていく側は、不要品は無料で手放します。
②"Återvinning"は、原則として、粗大ゴミなどを置いていく場所です。
廃棄前の待機スペースみたいな感じだそうです。
(生ゴミなどのゴミとは別なので、そこまで汚くはないですよ)
この廃棄前のスペースでは、使えそうなものを見つけたら無料で持ち帰ることができるようです。
ただ、場所によってそれぞれ決まりがあるのだとか(1度に5つまで、など)
注:ただし、正式に廃棄された後は持ち帰ることはできないそうです。
まとめ
スウェーデンの文化"Loppis"をご紹介しました。
バザーや、フリマのような感じでしたね。
この"Loppis"があることで
- 不要な品を捨てずに再利用→ゴミが減る→地球にやさしい
- 中古品を購入できる→新品より安価→家計にやさしい
こんな効果がありました。
まだ使えるものを捨てるのは、もったいないですもんね。