初心者から学べるスウェーデン語🇸🇪(ネイティブ発音も聞ける)

ワンランク上のスウェーデン語(入門・初級・中級)

これを知らないと伝わらない?|日本人が気づかない"i"と"y"の違い

「…え?なんて言ったの?」

 

せっかく単語を覚えて発音しても、ネイティブからこう言われたら不安になりますよね。

 

今日は、日本人が聞き分けにくい母音"i""y"の違いを解説します。

 

これを知っているだけで、ぐっと伝わるスウェーデン語が話せるようになりますよ。

 

 

"i"と"y"とは

実は、この2つの母音の読み方を無理やりカタカナで書きますと、どちらも「イ」になります。

(※スウェーデン語単語の本などでは「ュ」と表現している場合もあります。私には「ィ」に聞こえるのと、発音としてはどちらも口の中で「イ」という音を出すのでこう表現しました。)

 

 

とっても聞き分けがやっかいな母音です。

 

 

"i"

まず、"i"の発音の説明から。

スウェーデン語の母音には、長音と短音があります。母音"a"の記事でも説明しました。

 

lyn-swedish.hatenablog.com

 

"i"の発音、特に長音は日本語の「イ」よりも口をぐっと横長にします。

子どもが「いーだ!」って口を横に広げているイメージですかね。

 

音としては、口の中では前の方で発音されます。

日本語の「イ」もそうですよね。

 

短音の方もやはり口は横長になります。けっこうハッキリ発音されていると思います。

特にストックホルムだと、ハッキリ発音しないと通じにくいかもですね。

 

ストックホルム(都心部)の方言は、標準語とはまた少し違って、"i"だけじゃなく他の音もかなりハッキリ強く聞こえます。初心者には聞き取りがしやすいですよ。

 

"y"

注意が必要な発音がこちらの"y"

 

慣れない方だと、聞いただけでは"i""y"の違いはわからないかもしれません。でも、ネイティブにとっては、この2つは全く違う音になります。

 

 

聞き分けられないのに、どうすれば正しく発音できるのでしょうか?

 

 

これ実は、押さえるべきことはたった1つだけなんです。

これだけ意識すれば、発音が劇的に改善します。

 

 

それが、「口の形」

 

 

口をすぼめるということが意識できればいいのです。

 

 

"i"は口を横長にして「イ」と発音しましたね。

"y"は口をすぼめて、いわゆる「たこの口」で「イ」というだけです。

 

たったこれだけで、ぐっと伝わるようになりますよ。

 

簡単ですよね。簡単なんですけど、意識できなければ伝わる発音にはなりません。

 

日本人が誤解しやすいポイント

コツを知らないまま、日本人(日本語話者)が"y"の音を聞くと、日本語の小さい「ュ」や小さい「ィ」のような音に聞こえてしまうかと思います。

 

でも、日本語の「ィ」では"y"にはなりませんし、音としても「ュ」ではなく、出したい音は「イ」なんですよね。「イ」を、口をすぼめて発音するので、結果論として「ュ」のように聞こえるだけなんです。

 

口をすぼめて「イ」の音を出すようにすることで、正しい"y"の音になるのです。

 

特に"y"が頭にくる"yrke"「職業」や"yngre"「〜より若い」は日常でもよく使い、正しく発音しないと伝わりませんから、発音のポイントはしっかり押さえたいですね。

 

ネイティブの発音

Podcastでも説明しています。ネイティブの発音を聞きながら学習したい方はこちら

open.spotify.com

 

まとめ

"i""y"の発音、そして注意すべき"y"の発音のコツをお伝えしました。

 

"y"は、「たこの口」で「イ」と発音すること、意識してみてくださいね。