ストックホルムに旅行・観光で訪れるとき。
ちょっとやっかいなのが地下鉄をはじめその他の交通機関の仕組みですよね。

一番確実なのは、交通機関の公式ウェブサイトで確認することなのですが
(言語はスウェーデン語の他に英語も選べるようです。)
2026年1月現在、私が持っている知識・経験と調べられる限りの情報の中から、
まずストックホルムの交通機関『SL』の切符についてご紹介します。
※制度など急に変わることもありますので、ご自身でも公式ウェブサイトでご確認お願いします。
こちらの記事は自己責任でご参照ください。
(記事内での情報が万が一間違っていても責任が取れませんのでご承知おきを)
説明が長い箇所もあるので、目次から必要な項目へ飛んでくださいね。
それから、各用語のスウェーデン語表記もしておきますので、確認するときに活用してください。
*地下鉄・Pendeltågについては写真付でこちらの記事にまとめています↓
ストックホルム交通の片道切符の特性
基本的に切符は時間制です。
料金は、大人料金、若者(20歳未満)料金、学割料金などがあります。
(切符はスウェーデン語でbiljettやbiljetterと表記され、大人はvuxen、若者はungdomar、学生はstudent、年金受給者はpensionärです。)
学割料金の利用条件は非常に厳しく、学割利用の資格が証明できないと罰金が課される可能性がかなり高いのでご注意ください。
(例えば、学割が適用される有効な学生証は、SLの文字が表示されるデジタルなもの)
切符の種類
どんな時間制の切符があるのか、旅行でも使えそうなものをご紹介します。
お値段は旅行前にSL公式ウェブサイトなどでご確認くださいね。
・75分チケット(Enkelbiljett)
・24時間チケット(24-timmarsbiljett)
・72時間チケット(72-timmarsbiljett)
・7日間チケット(7-dagarsbiljett)
語句の豆知識
Enkelbiljettのenkelというのは簡単・単純という意味があり、enkelbiljettは片道切符という意味もあります。
正しい切符を持ってないとどうなる?罰金制度
改札で切符について何か言われることはめったにないと思うのですが、車内で抜き打ち検査があるのです。
切符チェックの係員が突然乗り込んできて、有無をいわさず切符をチェックしていきます。
有効期限内で、正しい切符(大人であれば大人料金など)を持っていれば何も問題ありませんが、切符を所持していなかったり、資格のない切符を利用していたりなど、何か間違いがあると罰金が課されます。
この罰金は名目としては『追加料金』みたいな位置付けのようですが、その額は1850kr(2026年1月現在)だそうで、日本円だとレートにもよりますが、3万円くらいかと思います。
ただ、この罰金は在住者だと払わないとペナルティがあるかと思いますが、旅行者の場合はどうか、というのは、Webサイトを見てもよくわからないですね。
でも、正しい切符を使えば心配はないですから
購入する切符の種類の確認と、切符を無くさないように気をつけてくださいね。
ちなみに、この追加料金をavgift、切符チェックのスタッフをbiljettkontrollantと言います。
切符として使用できるタイプ
私の知る限り、切符として利用できるものは4種類あります。
①アプリ
SLのアプリです。SL-appenと言います。
私がストックホルムに住み始めたあとで普及したので、在住者として利用するには大変便利なのですが、旅行者として使ったことがなく、観光でどれだけ利用できるかはわかりません。
支払い方法の設定ができれば、アプリ上で切符が買え、時間制の切符の残り時間が簡単に確認できるので安心して乗車できます。
また、③SLカードの情報を登録できるので、アプリ上で決済ができない場合でもSLカードを使用していれば、その情報をアプリ内で照会できるかと思います、おそらくですけど。
②クレカなど
改札の読み取り部分に、非接触決済ができるタイプのクレカやデビットカードをかざすと、大人料金の片道切符を購入でき、そのまま切符として使えるようです。
切符の残り時間は、SLのウェブサイトなどで確認できるそう。
切符として利用できるカードは非接触決済が可能なVisa、Master Card、American Express、またデジタルでの支払い方法なども利用できるとか。
ただし、利用の際は公式ウェブサイトできちんとご確認くださいね。
支払いに使うカードはbetalkort、電子ウォレットはdigital plonbokと言います。
⚠️注意点
・改札のカード読み取り部にクレカなどが近づくと切符が購入されてしまう可能性があるそうなので、切符として使わない場合は読み取り部には近づけないよう気をつけてください。
③SLカード
緑色のプラスチックのカードで、カードそのものを購入するのに50kr(2026年1月現在)かかるそうです。切符代は別にかかります。
使い方や用途としては、日本の交通ICカードに近いですが、切符のチャージのみで、お金はチャージできないはずです。
SLカードを使った切符購入は、切符販売窓口や切符取扱店でSLカードを出し、必要な切符の種類を言って支払いをします。購入場所や店によって利用できる支払い方法が違うので注意です。
④紙
紙の切符もまだまだ現役みたいです。(私も昨年末、普通に使いました。)
紙の切符は購入できる場所が限られていますので、駅によっては購入ができないようです。
紙の切符は、改札横の窓口や切符販売店・切符販売代理店で購入できるはず。
⚠️紙の場合は購入が完了した時点から制限時間スタートなので利用直前に買うのが良いです。
他タイプの切符は、改札のカード読み取り部に最初にかざしたとき、アプリはたぶん自身でアクティブにした際に有効になり、時間がスタートします。
制限時間と乗車
⚠️以下の情報は、うのみにせず、ご自身でしっかりとウェブサイトを確認していただきたいのですが。
ただ、時間制限のある切符の使い方、知りたいですよね。
少しだけ解説しますね。
制限時間内であれば、SL範囲内の交通機関は何回でも乗り換えができます。
※ただ、アーランダ行き電車は別料金、ウプサラは別区間、SL以外の交通機関は別の料金体系になるらしいのでご注意。『SJ』という別の交通機関と混同しないようお気をつけください。
では、時間が過ぎてしまった場合はどうなるか?
制限時間が過ぎてしまったら、もうその切符で乗り換えることはできません。
ただし、乗り換えをしなければ時間が過ぎたとしても最終目的地まで乗り続けることが可能なはずです。
ここが少し説明が難しいのですが、例えば75分チケットでギリギリ74分時点で乗り換えて読み取り部にかざすことができたなら、その乗った乗り物には目的地まで乗り続けることができる、ということです。
乗り物から降りたり、改札を出てしまえばもう乗ることはできないので、制限時間内に最後の乗り換えを済ませられるようにしてね、と公式が言っていました。
まとめ
ストックホルムの地下鉄をはじめ、交通機関SLの切符の種類や利用方法についてご紹介しました。

何度もお伝えしますが、急に制度が変更になったり(←これが一番怖い)、きちんと調べてはいますが、読み落としなど間違っている可能性は全くの0ではありませんから、こちらの記事の利用は自己責任でお願いします。でも大体は書いた通りかと思います。
あくまで参照程度にしていただき
ご自身でのSLの公式ウェブサイトでの確認をお忘れなく。