スウェーデンでは、夏のバケーションは別荘で過ごす、という習慣があります。
それだけ聞くと、なんだか優雅な感じがしてしまいますよね。
でも、みんながみんな別荘を持っているの?
どんな別荘なの??
と、気になりませんか?
この記事では、私が経験したスウェーデンの別荘実情をご紹介します。
みんなが別荘を持っているの?
いいえ。
全員が全員、別荘を持っているわけではありません。
自前で持っている人もいれば、夏の間だけ借りる人もいます。
ちなみに、夏に過ごすための別荘を、
スウェーデン語で"sommarstuga"(直訳すると「夏小屋」)と言いますが
これを、ちょっとカッコよく言いたいときは
"landställe"(この単語の雰囲気を私なりに日本語にすると「郊外の別宅」という感じです。)や、
"sommarställe"(こちらも同様に「夏に過ごす別宅」という感じです。)
を使うと良いですよ。
別荘に対する感覚
スウェーデンでは
『別荘を持っていても特に驚かれることはない』
というような感覚でしょうか。
日本人の感覚と、ちょっと違うのは確かです。
どんな別荘?
正直言いますと、けっこう差があります。
人気の土地に、豪邸のような別荘を持っている場合もあれば
不便な場所に、本当に小さな山小屋のような別荘、という場合もあります。
家系的に裕福で、代々良い別荘を持っている場合もありますし
人によっては、購入のタイミングが良く、たまたますごく良い物件を持ってる、なんてこともあります。
どうやって別荘に行く?
荷台のような取り付け式のワゴンを普通の車に付けて、
2〜3週間単位で必要な荷物を全て詰め込み、向かうこともあります。
少人数に大きめの車であれば、荷台なしで無理やり詰め込んで向かうのもありです。
内部が荷物で埋め尽くされた車もたまに見ます。
自宅から車で1時間くらいのところにある場合もあれば
車で6時間くらいかかる場合もあります。
車じゃなく、飛行機や電車で行く人もいます。
別荘の実情
もし経済的に余裕があれば、清掃サービスなどを利用して綺麗に保っていると思います。
ただ、一般的には、別荘のお手入れは自分達でやっていることが多いと思います。
(年齢的に維持管理が難しくて売りに出すということもあります。)
別荘は、年に数回行くだけの場合もあり、
冬は極寒で、築100年超えの物件も珍しくありません。
そうなると、けっこう管理・お手入れが大変になります。
例えば、築100年越えの場合
家の中では、水道管が凍らないような対策、電気系統や壊れたり腐ってしまった場所の修繕などなど。
庭では、草刈り、落ち葉の掃除、木々の伐採、暖炉用の薪の準備、ハチなどの虫害対処(事前に防ぐと言うより、被害にあってから対処を考えるということも少なくない)などなど。
ゆったり過ごす時間ももちろんある(作る)んですけど
別荘の状態によっては、家と庭の手入れの方に時間がかかる…ってことも。
…なんだか、けっこう大変な感じがしませんか?
私は体力がなく、自宅から別荘へ移動するだけで疲れてしまうので
こういったお手入れは、ついつい面倒だなと思ってしまいます…。
別荘の何が良い?
私個人としては、正直申し上げますと、ちょっと面倒くさいなって気持ちがあります。
ですが、別荘を楽しむ現地の方々を眺めてみて感じたこと、
私からみた『スウェーデンで、別荘で過ごす醍醐味』を表現しますと
自宅から離れた非日常
大自然の中、時間や周囲を気にせずに過ごす
ストレスフリーな環境
バーベキューやサイクリング、釣り
海水浴、湖水浴、夏はベリー摘み、秋はキノコ狩り…
など、都心部では難しいアクティビティ
などなど。
このようなことが好きで、別荘に行ってるんじゃないかな?と思います。
あと、家や庭のお手入れを自分たちでやるのも、みなさん、なんだかんだ好きみたいですね。
まとめ
私から見たスウェーデンの別荘事情をご紹介しました。
素敵だな、と感じた方は、ぜひ夏のスウェーデンにお越しください。